本能に逆らう
尊敬する人が言っていた。
人間関係で苦しむのは
自分がこれだけしたから相手はこれくらいはしてくれるだろうとか
もっと、俺の意図を理解してくれだとか、なんでこいつはここに気付かないんだとか
そういうのが原因だと。
何の研究だったか忘れたが人間は
自分がしてあげたことは、覚えていて
相手にしてもらったことは、忘れやすいらしい。
これは、本能的なものであり、自分の体感的にも理解できるものだ。
まぁ悪口とかは逆だけどね。
だから楽になるためには、この本能に逆らうべく修行しなくてはならない。
言語化すると
TAKEを期待した、GIVEはダサいからやめ
自分のことなど基本的には理解されず
もしされたら相当ラッキーだ!
くらいのスタンスで生きるということ。
なんか、仏教の人生は苦であるというのと似ている。
人生は前提として全て苦しいものなんだと諦めた瞬間に
物事が「あー思ってるよりはましだな」と、楽になるという点で。
そうそう。常に最悪をイメージしてれば怖くなくなる。
中途半端にポジティブ思考とかほざいてるくらいなら
ネガティブを極めたほうが、表裏一体でかえってポジティブだ。
略して、ネガポジ。
日々、修行だな。
ってか、こういうのは頭の片隅に意識しながら生きてると
ふとした体験から腑に落ちるんだろうと思っている。