お遍路ハウス ニート管理人の日々 (HENRO HOUSE SHIKOKU88)

四国の空き家や使ってない部屋を活用し、ニートやひきこもりが管理人を務め、近年増加する若者や外国人のお遍路さんに向け、一泊2800円の格安素泊り宿を整備する認定NPO法人ニュースタートのプロジェクト「お遍路ハウス四国88」の製作過程を書いています。                               第一号 松山ハウス(松山市桑原4丁目15-21)含め6軒が2016年4月よりオープン。ご予約は、お遍路ハウスHP(https://henrohouse.jp/)より、会員登録(無料)の上、お願いします

日本人の感覚

松山に来てから、外国人と接する機会が一段と増え感じることが色々ある。

 

今、一番思うのが日本には確かに建て前とか色々形式ばった面倒臭い

ものもあるけど、なんだかんだ日本人の繊細な感覚が好きだという事。

 

特に、イタリアやフランスの文化に対して

日本人は「センスも生き方も含めて完敗です、ハハァ~」みたいな所があるけど

全然、そんな風になる必要ないなと。

 

ファッションとか格好良いものは見習えばいい。

 

だけど例えば、「日本の笑いや映画はよく分からない、あんま面白くない」

なんてよく言われるんだけど、

 

「お前らに、日本人の繊細な感覚や、言葉遊びが分かってたまるか」

と言い返してやってもいいと思う。

 

こっちは、ひらがな、カタカナ、漢字、さらにはローマ字まで駆使しているのだ。

そりゃあ、アルファベットだけ使ってる連中より細かくなるわ。

 

イタリア人は明るくてポジティブだというけど、これも甚だ疑問な所がある。

 

言うなれば、紐がほどけた靴で走りそれが原因で転んでいるのに

直さずに、また転んではその都度起き上がり前に進むのがポジティブと言っているよなものだ。

 

本当の前向きというのは、紐がほどけている事をちゃんと認識して

結ぶという改善策を施し、次から転ばないようにすることなんじゃないの?

 

まぁいいや。

何か、外国人(特に欧米系)の人達の中に日本人としていると

どこか負い目を感じている自分がいたけど、我々の方が優れている点も

多々ある事に気付けたので、もっと日本人の誇りを持って生きよう。