お遍路ハウス ニート管理人の日々 (HENRO HOUSE SHIKOKU88)

四国の空き家や使ってない部屋を活用し、ニートやひきこもりが管理人を務め、近年増加する若者や外国人のお遍路さんに向け、一泊2800円の格安素泊り宿を整備する認定NPO法人ニュースタートのプロジェクト「お遍路ハウス四国88」の製作過程を書いています。                               第一号 松山ハウス(松山市桑原4丁目15-21)含め6軒が2016年4月よりオープン。ご予約は、お遍路ハウスHP(https://henrohouse.jp/)より、会員登録(無料)の上、お願いします

民泊の負の側面

今後、日本でも営業日数180日規制はあるものの

緩和の方向に向かっている民泊問題。

 

外国人観光客を受け入れ、地域活性化にもつながるという

プラスの側面が多いものの、当然マイナスな影響もある訳です。

www.ikedahayato.com

 

もはや、東京もパリのようになりつつあると思います。

 

どういう事かというと、ただでさえ一局集中で人口が多く

家賃が高いというのに、観光に人気な新宿や秋葉原近くの物件を

Airbnbで貸し出たい人が多くなると、更に高騰し、住民は郊外に住むことを

余儀なくされ、生活の為の家を失い、運営側も高額な家賃を払う為Airbで稼がなくてはならなくなる。

 

そして、肝心なAirbnbでも、その数が飽和状態になれば稼働率も落ち

収支のバランスが取れなくなってしまう。

 

結果、確定申告をし、きちんと税金を納める人も少なくなり

営業日数制限を遵守する人もまずいなくなる。

 

加えて、Airbnbの先行により民泊が既に不本意な形で野放しとなってしまったフランスでは、民泊が死亡事故・性的暴行・盗難・火災・売春の温床になっている事実、薬物使用・騒音など、民泊のマイナス面として知られるようになった。テロリストの潜伏先にも利用されたのだ。

 

まぁ、なのでこういう現実もちゃんと知った上で

まだそこまで広まっていない日本においては、しっかりとルールを決めて

慎重に運営していく必要があるだろう。

 

しかし、四国のようにまだまだ空き家だらけで

観光面でもこれから発展の余地がある場所では民泊を有効に活用すべきだとも思う。